今森光彦の里山塾(高島市畑地区田植え編)

先週に引き続き、5月21日(日)「今森光彦里山塾」第二回「棚田で一日とっておきの田んぼ体験・田植え編」が行われ、スタッフとして参加しました。
今回は、1日体験ツアーとして、高島市畑地区にて田植え体験を行いました。

畑地区は、棚田百選に選ばれた急峻で美しい棚田を持つ農村地域です。
棚田オーナー制度などの棚田を保全・活用する取り組みを地域上げて行っておられます。
今回も、地元で琵琶湖ホテルにお米を卸しているグループを中心にした方々が、受け入れてくださいました。午前中は、地元の方々にレクチャーを受けながら田植え体験。お昼は地元のお母さん方が作った郷土料理。午後は、今森さんと地元の方々との対談、田植え体験。とても美味しいおにぎりに感激!自然の恵みに感謝しながら、お話に耳を傾け。その棚田を守る苦労を身体で心で感じとる一日でした。

今森光彦の里山塾「朽木編」

geniusloci2006-05-15

私がスタッフとして関わっている「今森光彦里山塾」が5月12日(金)〜14日(日)の3日間、高島市朽木で開催しました。

今森光彦里山塾」は写真家の今森光彦さんが、撮影を通して長く関わり、見つめ続けたフィールドのすばらしさ、自然と人の営みの豊かさを体験を通して実感できる機会を提供したいと長くあたためてきた企画です。その企画を琵琶湖ホテルが主催としてバックアップし、今年で3年目を迎えます。

今年は高島市朽木のホトラ山を管理し、山菜を採りながら暮らしてきた山村を舞台に3日間体験ツアーを行いました。

お世話になった朽木村桑原の体験・山菜摘み農園「じゅうべえ」について
http://www.pref.shiga.jp/f/rosei/senoir/11jyube.html
今森光彦WEBサイト:http://www.imamori-world.jp/



以下、案内文 =============================
高島市朽木「新緑の山辺で遊ぶ2日間」
山菜採り、山仕事の手伝いをしながら山里の知恵を学ぶ
ホトラ山探索 山菜狩り 木工体験
※ホトラ山・・・肥料にする潅木や草をかる山。昔は生活のために森の一部を切り開いて広場にし、山菜や草とりをしていました。その広場のことをホトラといいます。

【スケジュール】 
※内容は、天候等により変更になる場合がございます。

                                                                                            • -

5/12(金)
琵琶湖ホテル チェックイン
開校式

                                                                                            • -

5/13(土)
午前・・・朽木の山で山菜採りをし、山菜料理を作ります
昼食・・・山菜料理
午後・・・間伐体験
夜 ・・・朽木夜話 

                                                                                            • -

5/14(日)
午前・・・間伐材を使って木工体験
昼食
午後・・・朽木散策

                                                                                            • -

今森光彦
1954年滋賀県生まれ。写真家でありナチュラリストでもある。人と自然の関わりをテーマに琵琶湖周辺の風景や生物を撮影。一方、熱帯雨林から砂漠まで世界の辺境地を25年以上にわたって取材している。

里山ORC公開講座「瀬田丘陵の春を遊ぶ」

里山ORCと「龍谷の森」保全の会の共催で、公開講座「瀬田丘陵の春を遊ぶ」を行いました。

小雨の降る中、江南先生のレクチャーを受け、瀬田丘陵の森の縁と田上のあぜ道を歩きながら、タカノツメ、コシアブラの木の芽採り、ヤブカンゾウ、ノビル、ツクシ、タンポポ、ウドの芽、ミツバなどを摘み、一巡りした後にはキャンパスに戻り、大学の教室で江南先生が作られたカンゾウの味噌和え、ノビルとキノコの味噌汁、タンポポのサラダ、タカノツメご飯などを頂きました。

http://satoyama-orc.ryukoku.ac.jp/news/news_20060415.html

朝日新聞が開催する朝日・大学パートナーズシンポジウム「人をつなぐ 未来をひらく 大学の森 〜里山を「いま」に生かす〜」が開催されました。

geniusloci2005-12-17


同時開催として行われた「上田上物産展&餅つき大会」を担当しました。

展示は、里山ORCの「龍谷の森」鳥類調査の紹介、木の葉のカレンダーつくりワークショップの活動報告や、他にも「龍谷の森」に関わっている学生サークルきのっ子、「森の聞き書き甲子園」の卒業生による「共存の森」、「龍谷の森」の粘土と落ち葉の灰で作った陶器などの紹介。私は、この2年の活動でつながってきた里山ORCのネットワーク紹介パネルを制作しました。

また、里山のくらしや営みがみえてくる里山ORC独自の企画として、上田上桐生産羽二重餅の「餅つき大会」と、上田上地域の食文化が味わえる物産展を開催。たくさんの方が足をとめて、話も弾み、大反響でした。たくさんの地元の方に協力いただき開催できました。皆さんお世話になりました!

■物産展商品紹介:
[蛍の飛び交う郷の健康食 牧町で採れた黒大豆で作った甘納豆!]
丹波の黒豆に負けない味です。お正月にはかかせない上田上の食文化を伝える一品です。
原材料:黒大豆(牧町産)、砂糖、水飴、重曹
内容量:150g
製造者:大津市牧町農業生産組合

[母さんの心が通う菜の花漬]
大津市の田上地方に万葉の時代より伝わる「菜の花漬」。春を呼ぶ花としてその鮮やかな色と香をそのままに漬け込みました。「黄金漬」は6 カ月間樽の中でじっくり発酵させた漬物です。
原材料:菜の花(大津市芝原産)・漬け原料(食塩)
内容量:100g
製造者:芝原菜の花グループ

[もっちりした食感 滋賀羽二重餅]
桐生のもち米との相性のいい土ときれいな水で育ったもち米。
品 種:滋賀羽二重餅
生産地:大津市桐生

上田上牧町・大鳥居町 

geniusloci2005-12-01



大戸川ダムフィールドワークを行いました。
テーマ:「水の歴史、大戸川ダム建設について」

午前:アクア琵琶で田上山砂防の歴史・洪水の記憶をたどる

午後:
上田上大鳥居町 「大鳥居町資料館」見学
上田上牧町   真光寺横「郷土資料館」見学
大戸川ダム建設に携わってきた地元の方の聞き取り
大戸川ダム建設予定地見学


大戸川ダム建設事務所:http://www.kkr.mlit.go.jp/daido/index.html

牧町 干し柿つくり

11月19日(土)、20日(日)の二日間 上田上牧町の女性の会が毎年恒例で行われている「干し柿つくり」に参加してきました。

真光寺住職さんにお世話になり、皆さんの中に入らせていただき一緒に作業をしながら一日女性たちにお話を聞くことが出来ました。
お嫁に来られた方から農家の生活の厳しさ、奥深さを教えてもらいました。
共同で生活をする中で身につく礼儀、しつけ、言葉。
地域の色をつくっていく要素として、「食文化・共同作業・コミュニティの形成」のつながりが見て取れて、とても新鮮で興味深かかったです。


19日:
牧町の田の土手の渋柿を採る
女性の会の方役員約20名の方が参加
注文を受けた目標4000個を達成するまで、地域の干し柿を巡る

20日
昨日採った干し柿を 
皮むき→シュロで二つに組を作り→硫黄で燻蒸し→干す

干し柿は、約一ヶ月干し、農業祭などで販売されます。
 

牧町 真光寺聞き取り

geniusloci2005-10-07


上田上牧町 真光寺住職、地元住民のFさんと会談。
小学校にも総合学習で子供たちに歴史や文化を教える住職より上田上にまつわる様々なお話を伺いました。

上田上地域の情報はすべてここに集まっているのではと思わせるほどに資料館には山ほどの郷土資料が所狭しとおかれています。
郷土料理であるしし鍋、菜の花漬け、釜で炊いた田上米を頂きました。

住職の紹介で、牧町の干し柿つくりに参加できることになりました。