金沢大学と龍谷大学の交流、見識を深めるために金沢大学角間(かくま)の森にて研修会が開かれました。

金沢大学周辺の角間丘陵地は市街地に隣接し、昔から市民に身近な里山として親しまれています。この恵まれた自然環境を大学の教育研究フィールドとして利用するだけでなく、「角間の里山自然学校」として広く市民の学習活動の場として開放し、これを活用した様々な学習プログラムを進めています。また、「龍谷の森」里山保全の会との交流会なども行っています。「龍谷の森」へも月1回金沢大学の研究者が訪れ、龍谷の森と角間の森のキノコや菌類の比較調査などを行なっています。

金沢大学とは、今年12月朝日新聞主催のシンポジウム「朝日パートナーズシンポジウム」を共催で行うことになっています。研修では、角間の森の活動について、シンポジウムについての進め方など話し合われました。

能登の抱える里山事情と、滋賀大津の抱える里山事情は全く違い、その点がそれぞれの「大学の森」を通してどう取り組んでいるか、活動においても考えおいても違いがみられました。とても興味深いです。