「石」「岩」の存在
『聖地のフィールドワーク』と題した講演会に参加してきました。テーマは鞍馬と天龍寺。
アジア、インドネシアを中心にフィールワークをされている植島啓司氏の4回シリーズの
講演で最終回は奈良の御祭フィールドワークという講演会です。
鞍馬の火祭りや天龍寺での庭つくり、禅宗について解説しながら、「聖地といわれるような場所が人に与える特別な感情とは何か」、「昔の人はその何ともいえぬエネルギーの発す
る場所との交流するための術を知っていた」という呪術的で神秘的な話まで広がり、とても
興味深い話でした。
また、講演で「万物はすべて石・岩から生まれ、聖地とされた場所にはそれらの存在が何ら
かの形で関わっている」というくだりで、先日の田上散策で気になっていた場所が頭に浮か
びました。
それは、田上盆地から大戸川上流大鳥居(現大戸川ダム予定地)への間で、田上牧発電
所を越えたあたりの左(山側)のくぼみにある祠です。大きな岩に祠が供えられて、中を覗く
と岩が彫られた岩倉に暗かったので自信がないですが不動明王が鎮座されていました。
祠の前には巨木が立ち、すごく小さな場所なのに人を引き付ける場所でした。
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聖地のフィールドワーク第一回
講師:植島啓司(人間総合科学大学教授)
6月6日(月)場所:大阪市北区サイギャラリー・ワークルーム
http://www.workroom.co.jp/